平潟自治会・防犯勉強会を開催しました!〜 デジタル時代の新しい身の守り方〜

はじめに

去る5月17日(日)、当自治会の集会所にて、地域の皆さまと共に最新の詐欺手口と対策を学ぶ「防犯勉強会」を開催いたしました。当日は、町内会で普段から親交のある十数名の皆さまにお集まりいただき、和気あいあいとした雰囲気の中で、しかし真剣に最新の「身の守り方」を学び合いました。当日配布したデジタル防犯のポイントをご報告します。

開催した背景:これまでの「注意」が通じない時代に?

近年、ニュースでも連日報道されている通り、特殊詐欺の被害額は全国的に増加傾向にあります。特に最近は、生成AIなどの高度な技術を悪用し、「本物と全く見分けがつかない偽メール」や「警察官の声を真似た偽電話」など、手口が巧妙化しています。これまでは「怪しいものに注意する」「私は騙されない」という個人の心がけが主流でしたが、これからは「仕組みを使って最初から罠を排除する」という新しい心構えが必要です。
そこで今回の勉強会では、最新のセキュリティ思想を地域防犯に取り入れたプログラムを用意しました。

当日のプログラム


第一部:罠を知る(三猿の心得)

最新の被害データや、偽物の警察官・サポート詐欺の実例を解説し、日光東照宮の「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿の物語によせて、犯罪者の目的や対策方法を説明しました。「まさかそんなに巧妙になっているなんて」と、皆さま非常に真剣な表情で聴講されていました。

第二部:心構えのアップデート(四匹目のサル、ゼロトラスト)

ゼロトラストという言葉はどうしても聞き馴染みません。そこで『情報を鵜呑みにせず、まずは一歩立ち止まって確認する(=疑わざる)』という4匹目のサルに例えて紹介しました。
身近な例え話に置き換えることで皆さま深く納得していただけたと思います。

第三部:技術の盾と仕組みの盾(実践)

メールが本物かどうかをロゴマークで証明する最新規格「BIMI(ビミ)」の見分け方を紹介。さらに、警察庁も推奨している防犯アプリ『詐欺対策 by NTTタウンページ』を、その場で皆さまと一緒にスマートフォンにインストールしました。

松戸市・松戸警察署との心強い連携

今回の勉強会は、事前に松戸警察署にご相談し、最新の防犯パンフレットや啓発資料をたくさんお預かりして、参加者の皆さまへ「お土産」お渡ししました。
また、本活動は松戸市のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進事業の一環としても承知おきいただいており、地域発のIT防犯のモデルケースとして、当日の成果や気づきを市や警察へフィードバックする予定です。

最後に:AIの罠には「ご近所さんのリアルな声」が一番の特効薬

どんなにAIが進化して巧妙な嘘を仕掛けてきても、「ご近所さんのリアルな声」や「お隣さんの顔」までは偽装できません。もしスマートフォンを使っていて「これって詐欺かな?」「なんだか怖いな」と迷うことがあれば、画面を操作するのをやめて、スマホを置いて、隣の人や自治会の仲間に相談してください。皆さんの「気づき」を自治会ブログや松戸市公式LINE等で共有し合うことが、地域全体の防犯の盾を強くします。参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました!

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